「グッバイエバーグリーン」のあらすじ
数あるバイクマンガの中でも非常にリアルなバイクライフを描いたおすすめ漫画として知られているのが、「グッバイエバーグリーン」です。
女子高生の翼ちゃんが亡き祖父の愛車バイクに乗るべく免許を取得し、バイクと共に様々な人、様々なストーリーが紡がれていきます。
人気バイク専門士のRIDEに掲載されていた全14話のショートストーリーではありますが、バイクファンを始め多くのバイク好きの心を捉えたマンガとして、現在でも多くのライダーに読まれています。
絵の可愛さはもちろん、温かみのあるストーリーにバイク描写の軽快さ、登場するバイクのデリケートな描写で、バイク好きの心を捉えて止まない作品です。
登場するバイクについて
主人公の翼ちゃんの愛車はヤマハのYDS-1です。
こちらは1959年に発売されたスピードモデルで、空冷2ストロークエンジンを搭載、140㎞/hのパワフルさを誇るマシンとして、発売当時多くのライダーに衝撃を与えました。
時代を超えて愛されるマシンとして作品内でも祖父から主人公へと受け継がれ、様々な場所にツーリングに赴きます。
他にもヤマハのSDR200や、ヤマハのRZ250、カワサキのGPZ1000RXなどの時代を超えた名車達が登場する他、背景にちゃっかりホンダのCB750Fのテールが描かれるなど、各種有名バイクが目白推しです。
他にも様々な旧車有名バイクが登場しているため、バイク好きならついつい何度も読み返してしまうマンガと言えるでしょう。
リアルなバイクライフを楽しみたい方におすすめ
グッバイエバーグリーンでは可愛らしい絵柄で気軽に読みやすいマンガでありながら、描いているストーリーは非常にリアルで、女子高生翼ちゃんに感情移入するライダーも少なくありません。
免許を取る前の紆余曲折の葛藤から、バイク取得後にバイクと共に様々な場所を巡るストーリー展開が心躍る漫画です。
現在ライダーをして居る方は1度は経験があるのでは無いかというようなストーリーが描かれていますので、ついつい思い出に浸る読者も多いでしょう。
グッバイエバーグリーンはバイク漫画で人気のばくおんの作者からも評価が高く、こちらをきっかけにバイクに乗り始めた方も少なくありません。
バイク好きならよく分かる細かな描写も、ライダー心を掴むポイントだと言えるでしょう。
とは言え、のほほんとした雰囲気のある漫画ですので日常系の漫画が好きな方にもおすすめ。
ほっこり心温まる1度は13話で更新がストップしてしまいましたが、その人気から単行本にて最終話である14話が更新され、人気のバイク漫画として簡潔をしました。
続編を臨む声も多く、今後新たなストーリーが進むことを願うファンが少なくありません。