電動バイクも免許の区分がある
バイクには種類がありますが、最近人気が高まってきているのが電動バイクです。
電動バイクとは、ガソリンで走るのではなく、電気を動力として走るバイクのことを指します。
これまでバイクと言えば、ガソリンで走るのが一般的でした。
ガソリンがなくなってきたら車と同じようにガソリンスタンドへ行き、ガソリンを給油してまた走行できるようになるというのが、常識として考えられてきました。
しかし最近は、その常識が変わりつつあります。
最近はガソリンで走行するバイクに加えて電動バイクも非常に人気が出てきていて、多くのライダーが乗るようになってきています。
そこで合わせて注目されているのが、電動バイクの免許の区分です。
これまでのバイク免許と言えば、中型や大型など、バイクの排気量で区分がなされていました。
しかし電動バイクの場合、ガソリンで走行するわけではないため排気量がありません。
そのためこれまでのバイクと同じような免許の区分ではなくなっているのです。
電動バイクの免許区分は、定格出力で判断されている
これまでのガソリンで走るバイクのように排気量がない場合、どのように電動バイクの免許が区分されているのでしょうか。
それは、定格出力というもので判断されています。
電動バイクには定格出力というものがあり、これでバイクの動力が決まっています。
定格出力というのは、ガソリンで走るバイクで言う排気量のようなものだと考えてください。
これまでガソリンで走行するバイクに乗っていた場合、この定格出力という言葉は初めて聞くかもしれません。
しかしどこかのタイミングで電動バイクに乗り換える可能性もあるため、今この言葉を知っておくことはとても大切です。
いざ乗り換えようというタイミングで定格出力について知識がないと、どのようにバイクを選べば良いか、免許の区分がどうなるのかを判断することができません。
逆に、今理解しておくことで、今後もスムーズにガソリンで走るバイクから電動バイクに移行することができます。
電動バイクはこれからもさらに普及することが予想されるため、ぜひ知っておくと良いでしょう。
道交法と車両法で、ねじれが生じている
電動バイクの免許区分は以上のようになっていますが、実は問題も生じています。
電動バイクはまだ比較的新しいバイクのため、まだ法律の整備等が十分に整っていない状況なのです。
具体的には、道路交通法と車両法でねじれが生じています。
ライダーも注意が必要なため、これらの法律をしっかりと理解しておくことが大切です。
より詳しい情報を知りたいと思ったら、道路交通法や車両法についてインターネットで検索することをおすすめします。
疑問点を十分に解消しておきましょう。