バイク好きの憧れビーナスライン
ビーナスラインとは、長野県茅野市から同県上田市の美ヶ原高原美術館に至る延長約70 kmの観光道路のことです。
道の途中には蓼科高原や白樺湖をはじめ、車山高原や霧ヶ峰、八島ヶ原湿原のほか、美ヶ原高原などといった有名な観光地が並んでいます。
森林や高原地帯を走りながら、途中の観光地に立ち寄ってと楽しみ方がたくさんあることもあり、人気のツーリング道路の一つです。
実際に、ビーナスラインは日本でも有数のワインディングロード(曲がりくねった道)として3選にも選ばれています。
ツーリング好きはもちろん、バイク好きならば一度は走ってみたい道の一つです。
ビーナスラインで有名な絶景スポット
ビーナスラインは走りやすさも評判ですが、その道の中にある絶景スポットが多いことも人気の理由としてあげられます。
茅野市にある女の神展望台は標高1700メートルに位置するため、緑が目の前一面に広がる絶景が楽しめます。
女の神山と呼ばれるほど端正で美しい蓼科山も観ることができます。
ビーナスラインを走る際には最初の目的地とする人も多い、緑広がる絶景スポットです。
立科町にある女神湖も立ち寄りた場所の一つです。
ビーナスラインからは少し離れてしまいますが、蓼科山と目の前の湖とが一緒に見れるその景色は遠回りになっても見たいものです。
湖ではアクティビティが充実しておりカヌーやカヤックも体験できます。
ビーナスラインの周辺で宿泊するようなスケジュールを組む際にはぜひアクティビティにも取り組みたいものです。
ビーナスラインの中でも富士山を望む絶景スポットが諏訪市のドライブイン霧ヶ峰富士見台です。
富士山を望む富士見台はいくつかありますが、その中でも絶景と言えるのがこの霧ヶ峰富士見台です。
夏でも雲海にそびえ立つ富士山を見ることができ、雲海と富士山と高原とのコントラストはとても素晴らしいです。
また、ここはドライブインであるため、休憩スポットとしてもお勧めです。
ソフトクリームを食べたり軽食をとったり、景色を眺めながらゆっくり過ごしたりして運転疲れを癒すのがオススメです。
同じく休憩のできる場所として美ヶ原高原があります。
高原の中にはベンチがあるので食事をしたりゆっくり休憩をすることができます。
また、日本で一番標高の高い美術館である美ヶ原高原美術館もあります。
バイクで高原を上がってきた疲れをアートと自然とで癒して後半戦の英気を養うコースプランも普段はなかなか組めないプランでオススメです。
グルメや温泉で癒される
ビーナスラインは高原地帯であり牧場もあるためにソフトクリームが有名ですが、他にもグルメがたくさんありますし立ち寄り温泉もたくさんあります。
信州といえばそばが有名であり、ビーナスライン沿いにあり立ち寄りやすく味も評判なのが茅野市にある長寿更科です。
本場のそばはもちろん、アレンジメニューもありますし丼のセットもあるので男女ともに満足できるお店として人気です。
おしゃれなカフェもあり、 TOP’s360°は車山リフトの途中にあり休憩のできるスポットです。
前面ガラス越しに広がる眺望は八ヶ岳やアルプスの山々を眺めることができ、天気が良い日には富士山も見ることができます。
日帰り温泉もツーリングの疲れを癒すために立ち寄りたいスポットです。
奥蓼科温泉号は日帰り入浴が可能な温泉が多く、ビーナスラインからは少し離れますがそれゆえの秘湯感が魅力です。
同じく白樺湖畔にある白樺湖温泉もツーリング途中に立ち寄るライダーが多く散見されます。
食事も取れますし、露天風呂もありますし座敷での仮眠も取れるので、日帰り入浴でも十分に疲れを取ることができます。