富士山スカイラインの特徴
富士山スカイラインは、表富士周遊道路という正式名称を持つ道路で、静岡県の御殿場市から富士宮市までをつないでいます。
全体として富士山の南側のふもとを通る山岳地帯の道路となっていて、全部で34.5キロほどあります。
なんと言ってもその特徴は、富士山スカイラインの最終到達地点が富士宮口五合目と連結していることです。
つまり、富士山スカイラインを通ることで、自動車やバイクで行ける富士山の最も高い地点まで到達できるということです。
標高にして2，400メートルの地点まで登ることができますので、日本でも有数の高山道路と言えます。
富士山スカイラインは、途中で二つの道に分かれています。
周遊区間と呼ばれるルートは、21キロほどあって比較的緩やか道路が続いています。
もう一つは登山区間となっていて、富士山五合目までを登っていく区間で13キロほどあります。
富士山スカイラインの魅力
富士山スカイラインを走るということは、すなわち富士山に近づき上っていくということです。
そのため、迫力ある富士山の中に入っていく楽しみを実感できます。
そして、富士山スカイラインの上まで行けば、2,400メートルもの高さから下界を見下ろす魅力があります。
自分の下にすべての街並みや平野が広がっているのを見られます。
気候条件によっては雲海が広がっている様子も見られて、幻想的な雰囲気を満喫できます。
昼は美しい自然を眺めることができますが、夜の時間も魅力たっぷりです。
富士宮市や御殿場市を見下ろすことができますので、きらめく夜の街の光を楽しめます。
夜景スポットとしてはこれほどの高いところから見られるところは他にもそうそうないので、富士山スカイラインに来る価値が十分にあります。
そして、富士山スカイラインを走るなら、やはり日本の象徴でもある富士山をしっかりと目に焼き付けておきたいものです。
たくさんのスポットがありますが、水が塚公園は迫力のある富士山の姿を眺められるので有名です。
この公園自体が1,400メートルの高地にありますので、より富士山に近く、より山の様子を詳細に見られ宝永火口までしっかりと確認できます。
富士山スカイライン周辺の観光スポット
「富士山ふれあいの森林」は時間が許せば、ぜひとも訪れたい観光スポットです。
富士山のふもとに広がる雄大な森林の中に遊歩道が整備されています。
幻想的な森の中を歩くことができて、うっそうとした木々を通って非日常の時間を過ごせます。
ガイドによる説明を聞きながら、富士山ろくの自然について学ぶこともできます。
入園は無料で、気軽に入れるというのも魅力的なポイントな観光スポットと言えます。