ミルクロードの特徴
ミルクロードは、北海道は根釧台地を走る道路で、別海町から標津町、中標津町をまたいでいます。
道路の両脇はずっと牧草地が続いていて、牛がのんびりと草を食んでいる様子を眺めながら走ることができます。
全体的に起伏はあまりなく平坦な道が続きます。
時々、丘といった感じで上がり下がりがありますが、強い勾配はなくちょっとした走りの刺激になる程度ですので、とても快適に走破できます。
このエリア一帯は牛の放牧が盛んになされていて、牛乳の一大産地となっています。
そのため、ミルクロードにはたくさんの牛乳を運搬するタンクローリーが走っています。
これがミルクロードと呼ばれるようになった理由です。
観光スポットとしても有名な開陽台まで続いている道路であるため、観光客やツーリングライダーに人気があります。
地図上では町道19号と表記されていることもあり、道東をまっすぐに走る道路として印象的です。
ミルクロードの魅力
雄大な北海道の自然を満喫することができるのが、このミルクロードの大きな魅力と言えます。
道路の両サイドには、ずっと美しい牧草地が続いていますし、牛がゆったりと動いている様子はのどかな気持ちにさせてくれます。
牧草地が途切れると、北海道らしい森林が続きます。
自然が豊かな状態がずっと続きますので、時間を忘れて走れるのが魅力です。
ミルクロードは直線になっていて、多少のアップダウンがところどころにあるので、いわゆる日本らしくない直線道路の景色自体を楽しむことができるのも魅力と言えます。
ずっとどこまでも続くかのように思える道路と、丘陵地帯の相性は抜群で爽快な気持ちでツーリングできます。
ミルクロード周辺の観光スポット
ミルクロードの終点にあるのが、人気の高い観光スポットである「開陽台」です。
高台になっている展望台は道東の雄大な自然を360度一望することができて、壮大な景色に身を置くことができます。
緑の美しい地面と青い空のコントラストが素晴らしく、他では味わえない自然の豊かさを実感できること間違いありません。
また、「ミルクロード展望台」もこの辺りに来たら訪れたい観光スポットです。
やはりちょっと高台になっている展望台で、駐輪スペースとしても利用されています。
この展望台に登って景色を眺めると、今まで走ってきたミルクロードの全貌を見られるのが魅力です。
美しい北海道ならではの道路を楽しむことができるのと、こんなところを走ってきたのかというちょっとした感慨深さを感じられるのがうれしいところです。
写真映えも良いので、仲間と一緒に記念写真を撮るのも良いでしょう。
ツーリングの締めにふさわしいスポットと言えます。