対岸の千葉富津岬まで直線距離は約7kmの観音崎
東京都心部から三浦半島の最東端の東京湾に突き出る形の観音崎を目指す場合は、国道16号及び県道209号を利用します。
三浦半島は、多くのトンネルがあることで有名ですが、それだけでなく、灯台の数も多く、実働のモノが約20基も存在します。
とりわけ観音埼灯台は、日本の灯台50選にも選出されているほど有名で、いつでも内部を見学することが可能です。
灯台の名称は、あくまでも海上施設であり、地形をあらわすものではないことから、名前には「崎」ではなく「埼」を用いられます。
達距離は34kmという高機能の灯台です。
これは、観音崎が東京湾の最狭部を形成していることが理由かもしれません。
管理施設内部には、灯台の歴史やシステムを説明する資料室がありますので是非見学しましょう。
柴漁港でグルメを楽しむ
おススメする三浦半島のツーリングコースは、横浜から柴、メイン目的地の観音崎を経由して葉山までのケースでのおススメスポットを紹介します。
最初の目的地の柴漁港を目指して、国道357号を利用して八景島方面へと走り、金沢芝町を右に曲がって道なりに走れば到着です。
柴漁港には、港ならではの「小柴のどんぶりや」という店名の人気の天丼屋が絶品の丼を食べさせてくれますので、長蛇の列で込み合う午前に到着できればベストです。
超おすすめメニューは、4色丼で、大きなアナゴの天婦羅が所せましと乗せられておりボリューム満点なのに1,250円とお値打ちです。
腹ごしらえを済ませ柴漁港を出発して、海岸を左方して道沿いに進み、金沢漁港を通過して国道16号線に出ます。
このあたりの国道16号は、海岸の景色とトンネルが繰り返す山路のような景色の双方を楽しめることがメリットです。
見どころの多い観音崎
観音崎に立てば、対岸の千葉県に建てられた東京湾観音を遠くに望むことが可能です。
岬に設置されている望遠鏡を覗けば、その後ろ姿を明確に見ることが出来ます。
また運良く天候に恵まれれば湾内に浮かべられた第一海堡と第ニ海堡の間から東京スカイツリーが見えることもあります。
観音崎公園のパーキングから、左回りに公園を回りこむように灯台を抜ければ、地面を崩して作ったと思われる道があらわれます。
その少し先には、開けたスペースがあらわれ廃墟と化した施設があるのですが、この廃墟は明治期の日露戦争当時の砲台跡とされています。
現在でも残るとは、なんとも丈夫に造られたものです。
ここから坂を下ると車道に出、道なりに進んでトンネルを抜けると元のパーキングに戻るのですが、この道路の歩道と車道の境目に設置されたポールは小さな灯台の形をしています。
ぜひ、道端に佇み道路の境目を知らせる小さな陸の灯台を発見しましょう。
観音崎から葉山へ向かう
観音崎を出て県道209号を浦賀駅方面へ走り、県道210号→国道134号へ進みますが、ここで関口牧場に立ちより、ミルクが惜しみなく使われた巨大なソフトクリームを食べてはどうでしょう。
さらに、県道27号→県道26号へと進んで半島の西側の付け根に当たる葉山側に出ることができます。