多くのライダーが右コーナーが苦手な理由
バイクに乗って走る道はさまざまですが、右コーナーはよくあるポイントのひとつです。
一般的でよくある道ではあるものの、実は多くのライダーが右コーナーを苦手にしているという事実があります。
私もまだあまりバイクに乗り慣れていない頃は、右コーナーに苦手意識がありました。
何気なく走っていても右コーナーに差し掛かると急に少し緊張して、固くなることがよくありました。
自分だけでなくほかの人も同じなのか気になり、私は友人などにも聞いてみました。
すると多くの友人が、右コーナーを苦手にしているということがわかりました。
私は自分だけではないという安心感が湧いたものの、なぜそんなに苦手な人が多いのだろうとも思いました。
世の中的にも、だいたい7〜8割ほどのライダーが右コーナーにあまり自信がないというデータもあるほどで、これはかなり大きな数字といえます。
右コーナーが苦手になる原因
右コーナーが苦手になる原因はたくさんありますが、まずはバイクを操作するものが右側にあることが多い、ということが考えられます。
アクセルやブレーキを始め、バイクを操作する部分の多くは右側にあります。
これは右利きのライダーが多いためですが、これらのために右コーナーが少し曲がりにくくなる人もいます。
ただ、バイクの操作系の位置を変えるのは難しいため、基本的には慣れるのが良いでしょう。
もし左側に操作系があったとしても、今度は左コーナーが苦手になる可能性もあります。
次に、右コーナーを曲がるときの体勢も、原因として考えられます。
右コーナーを曲がっているとき、どうしても体の右側が窮屈になりやすいです。
これによって違和感が生じ、右コーナーが苦手になることがあります。
さらに日本の道路状況が原因の可能性もあります。
日本は道の左側を走るため、右コーナーはどうしても曲がりにくくなります。
海外では右側を走る国もありますが、日本が車線を変えるのは、可能性としては低いと考えられます。
以上のように右コーナーが苦手になる原因はたくさんあり、どれがきっかけで苦手意識につながっているかも人によって違います。
まずはどれが自分に当てはまりそうかを、考えてみてください。
すると自分に合った改善の仕方もわかるため、苦手克服をしやすくなります。
右コーナーの苦手を克服するための方法とは
右コーナーの苦手を克服したいと思ったら、まずできることとして、フロントブレーキの指のかけ方を変えてみてください。
人差し指だけでなく、中指もかけて、2本の指でブレーキレバーを操作します。
こうすることで細かなブレーキ操作ができるようになり、楽に右コーナーも曲がりやすくなります。
コーナーを曲がるときには細かなスピードの調整が必要なため、ぜひ参考にしてみてください。